現在、生涯に乳がんを患う日本人女性は12人に1人と言われています。
乳がんは、他のガンと比べて、再発・転移しやすいので、毎年の検診で早期発見がとても大事です。
乳がん検診を受けた事がない人や、少しでも気になる事がある方は、ぜひ、この機会に受診してみてはいかがでしょうか(^^)
検査は、土曜日の午前に行っています。
当日、予約なしで受けていただくことが可能な場合がありますが、学会などで乳腺外来が休診の場合もありますので、お電話で確認の上、ご受診ください。検査は、乳腺専門放射線技師(女性技師)が行います。
年度末の2~3月頃は、他の病院でも予約が取れにくい程、毎年混み合いますので、早めの受診をお勧めいたします!!
乳がん検診クーポンをお持ちの方はお早めにご相談ください。
検査後、日本乳癌学会専門医、指導医が読影を行い説明いたします。
マンモグラフィーでわかる病気
乳がん検診の流れ
1.問診票の記入
問診表を記載して頂きます。
市の検診を受けられる方は、大阪市乳がん検診の申込書を記入していただきます。
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2.診察
診察室にて医師が問診を行なった後、乳房の形に変形がないか、しこりが触れないかを確かめます。また、乳頭からの出血、分泌液に血液が混じっていないか、乳頭の陥没がないかなどを診ます。さらに、がんが転移しやすい、わきの下のリンパ腺や頸部、鎖骨のリンパ腺の様子も併せて触診します。
その後、検査についての詳細を説明いたします。
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3.マンモグラフィー検査
当院では最新のマンモグラフィーを導入しており、資格を持った優秀な女性の放射線技師が検査を行います。
乳房を圧迫して、薄く平らにして撮影します。個人差はありますが、多少の痛みをともなう場合がありますが、マンモグラフィー検査中はずっと長い間圧迫しているわけではなく、数秒程度です。
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4.超音波検査
診察台に横になり、ゼリ-を塗った乳房に超音波を当て乳房の内部の様子を観察します。超音波検査は全く痛みを伴わない検査です。
数ミリの小さなしこりを見つけたり、しこりの性状が詳しくわかる検査で、検査による圧迫や痛みもなく、放射線を使わないため、妊娠中の方でも安心して受けることができます。但し、がんの初期状態である細かい石灰化は確認することはできません。
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5.説明
診察室にて医師が画像を読影しながら説明を行います。